ロナネッタをあと一話更新する予定なんですが間に合うか分からないのでとりあえず小ネタからUP。
今回は世界創設者について。
世界創設者は聖女を含めて全部で十三人。
アテナ本編で一度だけ大会議場が登場しますが(シェロ様と会ったあそこですね)、あそこはファナティライスト設立当初は長机じゃなくて円卓でした。創設者は皆平等だったからね。
入り口から向かって正面奥がクレイリスとして、
クレイリス
レーチス エルミリカ
キカ ラピカ
ミフィリ ディム
サイ ヒャド
ビリム レフィル
セイリー レイピア
入口
と、こうなってます。
巫子の番号は、レーチスの討伐を提言したサイから反時計回りに、
すでに死んでいるミフィリとエルミリカ、そしてレーチス討伐に反対したクレイリスを抜いてつけられているので、それぞれの印の製作者は、
1 サイ(ソリティエ当主)
2 ビリム(スラム出身者)
3 セイリー(エルフ代表)
4 レイピア(シェイル騎士団長)
5 レフィル(シエルテミナ当主一族)
6 ヒャド(シエルテミナ当主)
7 ディム(クライ代表)
8 ラピカ(シェイル王女)
9 レーチス(ノルッセル王族)
10 キカ(エファイン当主)
となっています。()内はもともとの役職ね。
一応幹部は、まあクレイリスとレフィルとレーチスは違うんだけども、重要ポストについてる人間が主立ってます。
2で出てきますが、世界創設者ってのはもともとロゼリー女王のアラベスク(エルミリカの先代で、彼女の伯母にあたります)が戦争終結のために打ち立てた「蹄連合」ってのが母体になってて、そこで各国、各民族のトップを集めていたためこういう面子になってます。
上記した三人はもともと重要ポストだったから蹄連合に入ったーという事情ではなく、もっと別の理由があったために権力者としての参加者じゃなかったんですね。まあ細かいことは三章をお待ちください。
それにしてもソリティエ…恐ろしく儚くなったんだけどどうすりゃいいの。
ギルビスが予想外に強い奴になっちゃって…っていやまあ強いよ!?強いよギル君は!だけどなんか間違った方向に覚悟を使ってる気がしてならないの私だけ?ねえ私だけ?
…なんか二話だけだと抽象的すぎて、しかもこの儚さも相まってちょっとキノ旅みたいなことになってます。
丁度ロナネッタで不老不死の話が出てきたのでI時代現在の不老不死一族の関係でも。
まずおさらい。不老不死一族は全部で四家。
シエルテミナ、エファイン、ソリティエ、ノルッセルですね。
まあぶっちゃけ全部の一族仲悪いんですが、一際悪いのが以下の組み合わせ。
エファイン→シエルテミナ
エファイン⇔ソリティエ
ソリティエ⇔ノルッセル
ノルッセル→シエルテミナ
いやまあほぼ全部じゃねえかって感じですが!
エファインとシエルテミナの確執はティエラが言ってたとおりファナティライストをシエルテミナが食い込んで取り仕切ってるからですね。
ソリティエとエファインについてはそのうち話に出てくるので…、まあ宗教がらみの話です。
ソリティエとノルッセルは戦時中の出来事が尾を引いてます。これもそのうち出てきます。こいつはインテレ編で出したいんだがなあ…
ノルッセルがシエルテミナを恨んでるのは、ロゼリーを滅ぼしたのがレクセ・シェイル連合軍だったから。シェイルはシエルテミナの本拠だからね。
エファインとノルッセルはそんなに仲悪くないです。多分不老不死一族の関係じゃ一番温和かな。なんか系統似てるしね。食えない奴が揃っている。(…)
シエルテミナとソリティエは単に接触機会が少ないだけです。北と南で離れてるから。ただどっちも排他的だから絶対相容れないと思う。
不老不死一族はそれぞれ国を建てたと言ってますがそれは以下の通りです。
シエルテミナ…シェイル
エファイン…ヤイン
ソリティエ…ラトメ
ノルッセル…ロゼリー
クライはもともとロゼリーとラトメの移民が集まってできた土地だからともかくとして、インテレとレクセは不老不死が全く関与しないところで出来た国なので、昔は「神の見捨てた土地」と言われ蔑まれてました。とはいえインテレの食糧は豊富だし、レクセは軍事力ぐんぐん伸ばしてシェイルに並んじゃうしで七大国時代は不老不死大国に妬まれたのなんので大変でした。(軽い)
これからロナネッタ更新したときはこうやって関連する小ネタでも引き出していこうかな。
ちなみに今日視線のルーズリーフ版を読んでて、高1時代の私のあんまりな文章力に泣きたくなりました。やべえ、私もう中三のアテナ原版とか読めないんじゃないだろうか…
まずトレイズの年齢から神護隊の発足について。
いつだったかバトンかなんかでトレイズの年齢を20歳としていた気がしますが、以降彼の年齢は22歳に引き上げられました。巫子継承は以前どおり18歳のままです。
なぜかというとトレイズがラトメに来てから神護隊発足までに間がないとおかしいなあと思って。
トレイズがグランセルドを抜けてロビと出会ったのがトレイズ12歳時だとして、(ちなみにこの年齢で出会ってロビとトレイズは幼馴染と呼べるのかという疑問点が生じますが、ロビは不老不死でしかも世界王継承者としてすでに長い時を過ごすことが確約されているので、ロビにとって12歳は十分「幼い」で正解です。トレイズはロビに合わせて自分たちの関係を「幼馴染」と称しています)まあ彼とナエとの生活である程度丸くなったにしても別にトレイズ自身の殺し屋としての本質が変わったわけではありません。彼は人を殺すことをラファとの一件で恐れていますが、それで人を殺すのが悪いことだとしたわけではない、というかんじ。
それですぐに神護隊なんて引っ張れないよなあというわけでこの年齢調整です。彼がフェル様に拾われてから神護隊発足までの二年間に彼はサザメさんにみっちり指導されて今のように性格矯正されました。
そうそうそれとチルタは15歳で印を継承して、それからすぐにレーチスがシェロ様の下に預けたためあまり性格はスレてません。強いて言えばシェロ様がチルタ能力を抑え込んでるせいで心の成長も止まってるというか…まあ本来はもっと人格破壊が起こっててもいいんですけどね、流石に第九の巫子経験者ノルッセル卿がおそばにいますからその辺の矛盾点はご愛嬌ってことで。
次にアテナ世界における魔術の概念について。
マユキの日記で言いましたが、アテナにおける魔術とは「世界への感謝から成る恩恵」です。
呪文によってこの世界に感謝と尊敬の念をささげることで、術者に見合った恩恵を世界が与えてくれる、という仕組みになっています。だから世界が好きな人間であればあるほど魔術師として向いています。
簡単に噛み砕くと「僕はこの世界が大好きです!だから僕を助けてください!」って仕組み。
だから別段魔力というものが必要というわけではないし(この世界における「魔力」とはその世界の意識(世界は自分のことをどれだけ評価しているのか、ということですね)を読み取る力のことを指します。平たく言えばどれだけ自分の力量を分かってるのか。自分の力量をきちんと推し量れる人であればあるほど魔力は高いです)、だからこの世界の人間にしかアテナの魔術は使えないー、というわけでもない。世界が好きだったら誰でも使えます。
比較すると多分幻水の紋章による魔術っていうのは、世界の欠片から力を借り受けるってことなんじゃないかな…紋章はいわば世界の根幹を成すもので、それを宿すというのは世界の力を得たも同然なんですよね。だから紋章の持ついわば世界のエネルギーのようなものを紋章を通じて汲み上げて、それを形にしたのが紋章術だと私は考えてます。
それを考えると紋章術は世界を渡っても紋章を宿している限り使えそうですが、アテナの魔術はアテナ世界にいる時にしか使えないってかんじですか。
ちなみにアテナの世界は大きく分けて五つの属性を持っていて、太陽、月光、大地、天空、生命です。人と世界の間には相性ってのがあって、基本的に人間はどれかひとつの属性の元でしか魔術を発動できません。まあどの属性でも大体同じお願いを聞いてもらえますが、(転移呪文なんかは属性によってお願いの仕方が違いますけど効果は全部一緒ですよね。そういう意味です)やっぱり属性によって得手不得手はあります。太陽属性は服にかければ寒いところでは暖かく、暑いところでは涼しくなるようなマントが作れたりね。(ちなみにこれは2のセオ編で出てきます)そんな感じで属性に特化した術がいくつかあったり、あと属性によって効果に至るまでの手段が変わったりします(たとえば「攻撃して!」って頼むと、太陽だとメテオが落ちてきたり←、大地だと地面が割れたりとか)。
さっきから世界世界っていってるので、それじゃ次はアテナ世界における「世界」の概念について。
アテナの世界設定にある地図見ればわかりますけどアテナ世界はひとつの大陸にひとつの孤島、あとは海です。これを世界と呼ぶならかなり小さいと思います。多分大陸自体の規模的には関東くらい…?流石にアテナ世界の人間の歩くスピードまでは考えてないので正確なサイズは判断し辛いですが、作者としてはそのくらいの大きさを想定してます。
で、まあ別にそれだけでひとつの世界と言ってもいいんですけど、私たちの言う「世界」の概念から言えば勿論大陸はこれひとつじゃありません。ほかにも外海を隔てた向こうには大陸があり、多くの種族が住んでいます。
というのもアテナ世界における「世界」の概念は私たちとは違うためです。
彼らは「世界」とは「見えるもの」としか考えていません。外海のむこうには確かに自分たち以外にも人が住んで文明を作っているのかもしれません。船を出せばそれが分かるのかもしれませんが、アテナ世界の人々にとってそういうほかの大陸から来た人間なんていうのはいわゆる宇宙人みたいなもので、ある種の恐怖や畏怖を感じています。だから見に行けないんですね。
それにアテナ世界の人々は少なくとも自分たちの住むこの小さな大陸と孤島ひとつで「世界」を完璧に構築できているわけですから、そもそもそんな外部者なんて必要ないわけです。だからあえて探しに行く人間もいない。
そんなわけで、アテナ世界の人間にとって「異世界」とは「外海の向こう、引いては他の大陸」を指します。根本的に概念も存在もまるっきり違う世界、という考えがそもそもありません。というかそんなものがあったとしても、それってどんな生物が住んでるかもわからない外海の向こうと大して変わりがないわけです。
だからリシャがアテナ世界に来たとして一番最初にぶち当たるのは(まあ言葉が通じる通じないかも重大だけど)自分が「異世界から来た存在」だと認めさせることだと思うんだよね。リシャの世界では別の大陸で別の種族が別の文明を築くのが当たり前の世界なんですから、多分アテナの連中はリシャが言おうとしてることの半分も理解できないと思います。「え、異世界なんだろ?ってことは外海の向こうから来たってことだろ?」ってかんじで。まあそこんとこは教えても無駄なんであきらめるしかないだろうけどねー。
長くなってきたから以降は続きからどぞ。ちなみに以下はいろいろネタバレです。
ああ 乗せて まーいーおーどれえええええ
なかない君と嘆きの幻想は素晴らしい。コミケで全集ほしいところですがあいにくと金がないという恐ろしい事態なのですorz
曲が独特なんだよなー…あのリバーブの使い方すごくね?勉強になります。
今日にでもボイスブログで告知したいですがしばらく停止していたアテナの更新を再開したいと思います。一気にラストまでUPして一週間で謎解き編仕上げるぞー
エンディング近くなるまでまったく音沙汰もあげませんでしたが、実はアテナには裏があります。裏ってなあ別に年齢制限があるわけじゃないぞ!←
グロイけど!(…)
アテナは本来内容的にも描写的にもPG12くらいにはしとくべきなんでしょうがあえての全年齢対象にしてます。なぜかというとどの年齢層が見ても見方が変わってくると思うのでー。是非是非12歳以下の方も読んで感じるところを教えていただきたいものです。まあちょっと…小学生には謎解きには厳しい展開かもしれませんが…まあ年齢はあんま関係ないよね!
裏のタイトルは「白きロナネッタ」。本来「ロナネタ」にすべきなんでしょうが言いにくいのでロナネッタで。なんか名前っぽいじゃん?ごめん特に意味はない。
一幕につきひとつの問題提起をして読者様にその問題を問いていただきたいという…いやまあはっきり言ってただの第一部の復習です。普通のファンタジーとしてアテナを楽しみたいという方にはまったく持ってお勧めしません。
コンセプトは「ただの遊戯(ゲーム)」。アテナを登場人物の「誰か」のゲームだと仮定して物語を再構築。そのためストーリー展開はまあ大体アテナ本編と一緒なんですがやっぱり違う点がいくつかありまして。
・巫子は存在しない(だって-私-は巫子に存在してほしくないから!)
・キャラクターに一部の変更が見られる(ストーリーに-私-の干渉があると思ってくれればいいです。アテナでは登場しないのにロナネッタだと登場するキャラもあれば、その逆もあります)
・常に主人公はラファ(2部でも3部でもラファです。これは永遠に続くラファの物語ですから)
()内のよくわかんないとこは今は飛ばしてくれてかまいません。
ちなみにアテナ世界とロナネッタ世界の関連については考える必要はありません。
どっちが本当の世界かとか二つは平行世界かとか、まあ読めばいろいろと考えが浮かんでくるでしょうが、実際問題そのへんはどっちでもいいです。どうせただの遊戯ですから。
…っていうかなんか何もUPしてない状態でこれを書くとかなり意味深…
なにがって「空洞に水を」が終わらない。
これが終わらないと移 転 がで き な い … !orz
今移転先のページはあと夢へのリンクを貼るだけの状態なんですが、いかんせんジャンルの大幅縮小を考えているだけに空洞終わんないと移転できないんですよねー。
まあなんとかネタのカミサマにお願いして頑張ります。今日見てみたらヤホーさんの検索にも引っかかってんだよな…ブログも引っかかるから移転と同時にここも引き払うかもです。
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紙とペンがあれば必ず何か書かないと気が済みません。
最近歌うのが楽しすぎる。いやもともとだけど。