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つれづれなるままにかきつづっていこうと思いますー。 基本馬鹿話とか小ネタを中心にぼちぼち愚痴を織り交ぜつつ。 一次二次兼用につきお気をつけあそばせ! お暇な方どうぞご覧下さいませ^^
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一回実況に出てきた以外沈んでなにやってたと言われてもしょうがないくらいのだらけぶり。だが後悔してない。
何してたかといいますと小説読み漁ってました。以下別にどうということもないけれど表にさらすのはアレな感想畳んでおきます。

…とその前に。

てっちゃん(はぁと)、リンク変更旨了解しましたよ!アダルトカテゴリ吹いたww今度カラオケも行こうぜ!
あと桃原さん一周年ありがとうございますー!サンホラには遠く及ばないっつーか比べるべくもない力量ですがお気に召してくださって感激です^^桃原さんもお忙しいようですがどうぞ運営も私生活もがんばってくださいねッ!
…と、二人に届け届かないテレパシー!

ところで今日髪を切りに行ったよ!私はいつも前に住んでたマンションの知り合いが美容師さんなのでその方のお店に行ってるのでまあ気心も知れた…とまでは行かずとも普通に話せるレベルです。
その美容師さんに。
「……別人だね」
…と言われ、(切ったのはあんたじゃないのか)
家に帰ってからママンに、
「おー雰囲気変わったね」
…と言われ、(その髪型を推したのはあなたでは)
パパンに、
「うわっ」
…と言われ(なんだその驚きようは)
かく言う私自身も鏡を見て、
「…………うわ」
…と思わずつぶやいてしまったくらいの変貌振りです。いや、髪セットしてもらったおかげだけど。これはもうあれだね、イメチェンの域だね!
元々そんなに髪の毛長いほうじゃなかったけど失恋でもしたかのような短髪です。七、八年振りくらいに前髪を作ったので今ものすごく気になってます。目悪くなりそう。いや前髪かかってる左目はもともと視力最悪(視力検査で一番大きいマークも見えない)だからいいんだけどさ…!

まあ前髪談義はともかく、以下いろいろ読み漁った結果。

やばい。
やばいやばいやばいこういうのすごい、こういう小説書きたい…!!!

と思った小説がございました。
あろうことか私の今まで散々忌避していた年齢制限物です。
しかもきんしんそーかんです。
まして同性愛も含むとかいうアレな事態です。
全体的に暗くて重くて痛いかんじの話です。これ以上言うと何を読んだのかばれるから紹介はここまで。

だけどすごかった。何がって全部!全部すごい!
ただのヤバスな小説じゃ終わらせてくれない、悲しくて、悔しくて、到底理解不能で、だけど共感できる、楽しい部分がある、何より、ただのエロスメインな小説ではなく、むしろその要素がなければ逆に不自然な、流れ上必要になってくるごくごく自然な配置…うああやべえ、すごい、ラストはモニタ前で泣いてた…!!orz
筆者様の年齢が分からなかったのですが、でも確実に文章読む限りその方は年上。そして、今の私が培ってきた十八年じゃ書けないようなストーリー。こんな文章を目指したい。
勿論展開に多少の無理矢理感は否めないし、ウェブ小説の域は出ないんですけども、でも感動した。

私が小説として目指しているものの中に、「悪者の存在しない、あるいは悪者だけれども憎むこともできない物語」っていうのを掲げていて、それは私の描くどの小説にも共通して言えます。
見る限りそういう話っていうのはそこら辺にありふれているんですけども、そういう話のパターンは大抵、
「悪者だと思ってた人にも辛い過去があった。かわいそう。じゃあこの人がこんな暴挙に出たのは仕方ないんじゃないか」
という所謂読者の同情を誘うパターンが多いと私個人は感じてるんですが、実を言うと蓮葉はこの流れがそんなに好きではありません。
だってどんな過去があれ悪者は、少なくとも主人公にとって悪者には違いないんですよ。そしてそういうパターンにとって、主人公は基本的に悪い奴じゃないんですね。

主人公にはあくまで良くも悪くも「普通」であることが私の小説におけるモットーです。平凡。むしろ多少疎まれるほうが丁度良いくらいです。まあ付加価値である程度の特殊技能がくっついてるくらいは許容範囲ですけどね。だからウチには露骨な美少年も美少女も主人公勢にはいないんですけど。
何故かっていうと、「主人公、お前も悪いよ。お前の行動納得いかないよ。えええ…お前それは主人公としてどうよ」って読者様に思ってもらいたいからなんですよねー。私の小説で問題なのは(私個人としては美点だと考えてますけど)主人公が物語の根底を引っ掻き回すような行動や言動を起こすことです。それは筆が走るからだけど!私の頭の中でキャラがそう動くならそれが一番自然だと思ってるからだけど!

アテナIではラファ君はすさまじき暴走ぶりを披露してくれました。ラトメで役目から逃げるわ女の子に当たるわすぐブチ切れるわ挙句…これ以上はネタバレになるからよそう。
彼はヒーローとしては及第点すら貰えませんね。でも一人の人間としては上出来だと思ってます。至極平凡で一般的な、自分と同じ年頃の少年がどう行動するかを考えて作った話です。そういう点においてアテナはファンタジーでありながらファンタジーじゃない。少なくとも人々の感情に関しては架空世界ではないと思いますね。ごめんこれあくまで私の考えだから!
一方で神の紋章アヤキ様も同じです。迷ってばっかで決断力ないし一人の人のことしか考えられないしそのくせ責任ばっか抱え込むし。Whoeverも同様。AllもMissもAbyssも全員「神」と呼ばれて然るべき役どころなのにどう考えても崇高とは程遠い。

自分よりもすごい人の考えを見て、感じて、それに触発されて成長することもあります。でも、書き手である私はただの一般人なんですよね。崇高でカッコよくて理想的な「ヒーロー」「ヒロイン」の気持ちなんざ私には分かりません。よってその人の心情を事細かに書くことなんてできません。想像することはできてもあくまでそれはニセモノになっちゃうからね。
だけど人間って、自分と同じ力量の人と一緒にいても成長できるって思ってます。いや、むしろ自分より劣ってると思ってる人を見てても成長できます。「あ、こいつ駄目だわ」って思ってた奴がいつの間にかなんか成長しててかっこいいこと言ってる!おいコイツこんな奴だっけか?やばい自分もこうならなきゃ!私が読者様に感じてほしいなーと思ってるのはこういうことだったりします。

勿論それは読者様に伝わらなくてもいいんですよ。私三上春樹さんの小説が(ファンの方々には申し訳ないですが)あんまり好きではないのは、彼は「小説には意味などいらない」と思ってるからなんですよねー。だから文章もどこか無機的。意味付けがないからメッセージ性もなく、メッセージ性がなければ小説のむこうの作者の顔が見えない。
私は小説とは読者と作者の「対話」だと思ってます。それは伝言ゲームのように拙くて、頼りないんですけども、でもやっぱり作者は自分の意図するところを文章を持って読者に伝えることが大事だと私個人として思ってます。ただ、それは必ずしも読者に伝わらなくてもいい。曲解してもいい。見当はずれなことを考えてもいい。ただ、読者の数だけその人に感じるものがあればそれでいいんですよ。いっそ感じるものなんてなくてもいい。読者は私の意図していた考えを他の小説で得られるかもしれないから。でも作者はメッセージを送るんですよ。それが、私が小説書きを素敵だと思う所以です。

そういう点で今回読んだ小説はすごかった。私が狂うほど書いても到達できていないことを鮮明にやってみせてくれました。蓮葉感激。もう悔しいとかそういうのありませんよただただ感動するばかりです。
もうこれは文章能力云々の話じゃない。何だろう…恋愛小説なのに、全く恋愛とは別のものを得られた気がします。

何か一本、小説を書こうと思います。この勢いのままで。そしたらどっかに投稿してみよう。
現代小説がいい。そう、地元を舞台にして、だけどファンタジーにしよう。これは私のポリシーだし。

次の記事でちょっと計画練ります。
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いよう
うわあ!髪切ったん!
今度見せてくり~☆
それか夏コミまでその髪型を保っておくれv笑
卒業式は、ちゃんとしたお別れも言えなかったけど(いやお別れじゃないんだけど)
一応高校生活ではお世話になりました!
卒業しても、色々な場面でよろしく!^^
こはり 2009/03/27(Fri)05:22:51 編集
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HN:
蓮葉 or 佐倉アヤキ
年齢:
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性別:
女性
誕生日:
1991/01/15
職業:
腐女子大学生
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妄想
自己紹介:
お気楽極楽基本ポジティブ思考。
紙とペンがあれば必ず何か書かないと気が済みません。
最近歌うのが楽しすぎる。いやもともとだけど。
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