エルディ

先に言っておく。超ネタバレだぞ！












《エルディ》
男/16歳/髪：●/瞳：●　

ラトメ神護隊の一人。
絶世の美少年だが毒舌で無愛想。
トレイズを尊敬し、エルミを大事にしている。

☆　☆　☆

これ以上書くことはねえってくらいに書きたいことがたくさんあるんだけどもほとんどネ タ バ レ だ ！orz
じゃあ…別にネタバレしても大した損害にならないことだけ書きますか。
実はこちらのエルディ君、最初ものすっっっっごくトレイズのことが嫌いだったんだぜ！
それまで孤児集落でエルミと二人で暮らしてたわけで、そこで神護隊は女性禁制だからエルミと離れ離れにならなきゃならなくて、自分達を引き離したトレイズを悪だと思ってました（最初エルディは神護隊になんて行きたくなかったんだけどエルミに勧められてやむなく行ったんだよ）
だけど神護隊でいろいろあって（そのいろいろは0.5のネタバレになるから言えない）結局トレイズを尊敬するに至ったわけですが。
副隊長の座を奪うにはどうしたらいいか日々画策してます。クルド嫌いだもんね。エルミの上司だから。

さてじゃあ以下ネタバレ！がりがり書くぜー！

まず彼の話をする前に、彼の母親の話をしなきゃならないのですが。
詳しくはエルミリカの項でも書きたいのですが、結論を言うと、エルミリカとエルディは親子関係にあります。
正確に言うと、エルミの未来の子供です。だから正統なノルッセルの血を引いてます。ラファより濃いです。

だけど彼が生まれた経緯ってのにまた問題があって、父親が無理矢理母親を襲って生まれたのが彼です。これまた正確に言うと彼と、彼の双子の妹です。正真正銘本物の「エルミ」という名前の女の子です。
まあ父親が誰かって話は彼等の名誉のために（つっても探そうと思えばすぐ分かるんだけど）言いませんが、母親はエルディとエルミを連れて逃げます。というか母親、つーかエルミリカ、好きな人がいたので。それはエルミリカの項で詳しく書きます。

だけど逃げるときにエルミが父親のほうに連れて行かれてしまって、エルディはしばらく母親と一緒に暮らすんだけど、やがて父親からの追っ手が二人の暮らしているところにやってきて、母親はエルディだけは！と思って彼を知り合いの元に預けます。それで、母親は父親の元へと連行されていきます。
預けられた知り合いはもうお婆さんで、その人はすぐに亡くなってしまいます。そうなるとエルディはもう頼る人がいなくなってしまって、孤児集落に来るしかなかったんですね。

そんな経緯でエルディが孤児になるまでだったんですが、これらのこと現在のエルミリカは経緯は知ってますが、その「母親」ってのが自分だとは露ほども思ってません。レーチスが生きているから、その血縁者だと思ってます。
だからエルディは新たに出来た自分の妹に「エルミ」と名づけて、本当の妹のように大切にしてます。彼は彼女がエルミリカ・ノルッセルだということを知りませんから、エルミリカが実は本当に自分の妹なんじゃないか、とすら考えてます。

だけどエルディは自分の父親の名前すら知らないので、妹や母を捜そうにもできない状況です。というかもう諦めてます。2で母親の話がちょろっと出てきますが。
会えたらそりゃ嬉しいけど、もう母親と会えなくても自分は十分な幸せを享受しているし、会えたからって自分はもうこうして自立してしまって一緒に住むことだってできない。なら別に会う必要もないじゃないか、と。エルディはまあ淡白だからね。母親は母親で（過去の記憶として）エルディの「現在」を知ってるわけだしもう互いに探してないかんじ。

エルミに関しては登場がまだまだ先なのでネタバレできませんが、まあエルミリカのその後に関してはエルミリカの項をご参照くださいませー。