忍者ブログ
つれづれなるままにかきつづっていこうと思いますー。 基本馬鹿話とか小ネタを中心にぼちぼち愚痴を織り交ぜつつ。 一次二次兼用につきお気をつけあそばせ! お暇な方どうぞご覧下さいませ^^
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

なにがって勿論テストの話ですよー。
でも二日しか勉強してないにしては日本史結構書けた。数Bもけっこう解けた。
えへへでも明日は鬼門の物理が待ってるんだぜ!
しかも英2まであるんだぜ!まあ現文はいいけどさー。

今日は四時半くらいまで余裕があるので、小ネタいきたいと思います!
名づけて「あの人この人と女神様のお付き合い」。略して「あのあい」。
これからはタイトルこれでいきます。
以前アンケで「絡んで欲しいキャラ」というのを取ったので、
全部短編でUPするには数が多いなーということでこちらで小話的に!

まあまずは一位から順番にいきますかーということで。
第一位、当然のようにテッド君ですーv
どんな傾向がいいかなーとか思ったんですが…
まあ甘はうちのサイトじゃ期待できませんよねってことでー、
恋愛につきもの、だけどうちのテドアヤに期待できるかは分からない、嫉妬話で!

長くなるので続きにて!

女に興味を持ったことはない、ことはない。
それが「恋」だとか「愛」だとかそういう青い感情であるかはさておき、
俺だってこれでも三百年近く生きてるんだ。
そんな時期だってある。

でも。
どういうことかは分かりたくもない。
けれどこれは理解しなければいけないことだ。

そう。

「……」
「あ、え?」
「ちょっとォ、なんなのあんたいきなりィ」

開け放たれたドア。
ベッドに倒れこむ一組の男女。
俺の上に馬乗りになった線の細い女は、いいところを邪魔されたとばかりに、
ドアノブに手を掛けたまま立ち呆けるアヤキをきつく睨んだ。

心のどこかで、こういう状況になることを考えていなかったと言えば、嘘になる。
アヤキとは男だの女だの少なくとも見た目は年頃だのそんなことはお構いなしに
互いの部屋に(全く持ってやましい意味ではなく)入り浸っているし、
そういうわけでノックもなしに入ってくることなど当然も当然。

さっきから黙り込んだままのアヤキ。
ショックを受けているというよりは、純粋に目を丸くしているような。
こいつは決して馬鹿じゃないし初心でもない。
この状況を見れば何が起こっているのかなど見るに容易いことだが…

「あー」
アヤキが何か言う前にと、俺は反論しようと起き上がろうとした。
…が、女がしっかりと俺の両肩に手を置いていて、立ったのは首だけだった。
「あのな、アヤキ?これは…」
「あ、うん、いや、いいよテッド君」

どこか慌てた調子で、ひらひらと手を振るアヤキ。
「え…?」
「うん、まあ、テッド君だって少なくとも見た目はお年頃だし美少年だしね。
ルックとかには負けるけど!
そういうコトしたくなることだってあるでしょう」
「おっ、おい、ちょっ、」
「いやっ、皆まで言わなくていいから!
本当は書類手伝ってもらおいうとしたんだけどさあ、
そういうことならしょうがない、その子ちゃんと満足させてあげなさいよ」
「はあ!?お前、何か誤解してるって…!」
「あっ、ちなみに」

ドアを閉める直前に、気軽な調子で白翼の女神は言った。
「それ終わったら書類三倍にして、んでもって次の大会議では私の分の割り当て全部やってもらうから。
そうねー、あとは白の屋敷の掃除全部やってもらいましょうか?」
「アヤキ!?」
「んじゃあ、ごゆっくり」
…訂正。白翼の鬼は言った。

残された俺は呆然と、そして先ほど無理矢理押し倒してきた女は、
可愛らしく小首を傾げて尋ねた。
「……なに、テッド君とあの子ってもしかして倦怠期?」
「それ以前の問題だ…」

うなだれた調子で、それでも無理矢理女を引き剥がしアヤキを追いかける。
あれはかなり怒っている。…いや、違う。
彼女は決して怒ってなどいなかった。
しかし、

(怒ってないけど容赦ない…!)

ドアを開いて廊下を突き進むと、その奥にアヤキは立っていた。
俺が追いかけてくることなど予測済みだ、とばかりに。

「アヤキ!」
「やあ、テッド君」
にやりと笑う、可愛げの欠片もない少女。
「よかったのに、別にあの子抱いても」
「んな訳ねえだろ!」
顔を赤くして反論する俺に、アヤキは肩をすくめた。
「別に弁解が欲しいわけじゃないんだけどねえ…
私たち付き合ってるわけでもなんでもないし」

でもね。
我らがマリアは、白いコートをひらりと靡かせてこちらに背を向けた。
「君が誰とどこで何をしようと関係ないし、好きにすればいいよ。
最後に私のところに来てくれればそれで、ね」
「……馬鹿」

アヤキの手を握ると、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
何故だろう。
彼女には独占欲も嫉妬心も欠片もないのに、
なぜか、離れちゃいけない気がするんだ。

風にさらわれそうなくらいに、あっさりと引くばかりの彼女の手を、
俺は強く握りしめた。

(引くこと?いや…惹くこと、か)

―――――――――――――――――――――――――――――――――
やっぱり嫉妬は無理だった…(Shit!←なんか違うぞ
不憫なのはテッド君押し倒してた子ですね。
一応時代枠は1なんですが彼女はグレッグミンスターの子でテッド君がずっと好きでしょうがなかったというどうでもいい設定が。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[12/27 てった]
[11/26 こはり]
[06/07 こはり]
[03/27 こはり]
[01/24 こはり]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
蓮葉 or 佐倉アヤキ
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1991/01/15
職業:
腐女子大学生
趣味:
妄想
自己紹介:
お気楽極楽基本ポジティブ思考。
紙とペンがあれば必ず何か書かないと気が済みません。
最近歌うのが楽しすぎる。いやもともとだけど。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]