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つれづれなるままにかきつづっていこうと思いますー。 基本馬鹿話とか小ネタを中心にぼちぼち愚痴を織り交ぜつつ。 一次二次兼用につきお気をつけあそばせ! お暇な方どうぞご覧下さいませ^^
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だれよりーたいせつなーだいすーきーなーあなたへー♪

古乃姉へ捧ぐおめでとうハピハピバースデイ!!

kononeibirth.jpg










大々的に祝うぜ!と約束したのでブログでばっちり祝いたいと思いますーv
古乃姉二十歳おめでとう!
ほんとは漫画を描きたかったんだけど憎きテストのせいで絵と相成りました…orzorz
小人のワルツ。×黒猫と歩く道のオリキャラ集合絵!
にしちゃ足りない人が多すぎるけどね!
描けば描くほどライゼンが描けない罠。ライゼンとユカの仲良し希望!
ちなみに解り難いので。
上左からアルト君にアン、
中左からリアナちゃん、アヤキ、アウグストさん。
下左からアリアちゃん、ヒロ、ユカ、ライゼンとなっとります!
(相変わらず何故だかライゼンには敬称をつける気にならない/でもライゼン愛してるぜ!)
ほんとはリリアさんとかサラドさんとかうちのアオイとかメイリスとかアルピーとかもっと描きたかったけどB5のコピー用紙には無茶だったよ;;
まあとにかくあれだ、うちの神の紋章と黒猫と歩く道は私の中では融合してるのがオフィシャルだから!(親指ぐっ
これからも共演させてくださいな!

つーわけで漫画がボツになったので以下、ちょいと小ネタ。
前々からやりたかったラプソディアのくさいラブレター、共演編!

(海上の箱舟に乗って本編の文章を引用してます)
(4主の名前はラファで固定です)

近くの町、ということで、とりあえず一番近い
メルセトを目指そうということになったアヤキ達一行は、
その道中にあるコランバルの廃墟で不審な人影を見た。


海上の箱舟に乗って 警護任務1・改


「ん?あそこ、誰かいる…」

何の警戒心も抱かずに向かおうとするキリルを、
アヤキが前に出て引き止める。
三人の男が集まっているのを見やりながら、
手は剣に添えて。
「何?」
行く手を阻まれて不満気なきりるに、セネカが小さく言った。
「あの人たち、ちょっとヤバそうな雰囲気です」

男たちは下品な笑い声を上げながら、
なにやら高そうなハンドバックを囲んでいた。
「っはははは…!
あの奥さん、ぜんぜん気付いてなかったな。
正面からこうドーンとぶつかったってのによ」
「あんなナリでメルセトなんかをブラブラする方が悪いさ。
襲ってくれって言ってるようなもんだ」
「んなことよりも…は、早くあけろ!」

どもり口調の男が急かして、男達はバッグの中を
物色し始めた。

「……おっ、首飾りだ!」
「高そうじゃねえか~」
「お、お前に、価値がわかるのかよ!」
「うるせえ!で、他には何が入ってんだい?」
男はもうしばらくバッグの中を漁っていたが、
やがて舌打ちして、バッグを逆さに振った。
「………終わりだ!」
「な、なにー!」
「はっ…つまんねえなぁ」
「ん?何か紙切れが入ってんな」

男は手紙のようなそれを広げた。
………背後に立つ人影にも気付かずに。
いちはやく気付いたアヤキとラファは、こっそり顔を見合わせる。
男は文字を目で追いながら読み上げた。

「えー、なになにぃ…
『美しきミランダ…
会うたび、君の美しい顔に浮かぶかげりが
私の心を突き刺す、冷たき刃となる』…!?」

男の背後に立っていた「少女」がその手紙を引ったくり、
明るい口調で続けた。

「『もう、君をそこにおいておくことはできない。
彼といては、君の美しい魂は死んでしまう。
ミランダ、私と共に暮らしてくれ。
この申し出が唐突に思えるかもしれない。
だが、私はずっと考えていた。私は本気だ。
信じて欲しい。
私は、カレルロンで待っている。
娘さんと二人で、そこを抜け出すのだ。
ただし、彼にだけは知られぬよう。
あなたの愛しきしもべより』……はー、なんかくっさい文章ね!」

ブフー!!!

最後の少女の呆れたような面白がるような台詞に、
とうとうこらえきれずにアヤキ、テッド、ラファの三人が噴出した。
相手は驚いて、少女とこちらを見比べているが、
構わずに三人と少女は爆笑している。

アンダルクが控えめに声をかけた。
「あの…三人とも……?それに、あの子は一体…?」
「あっはははは!!!なにそのクサイ文章!
あの顔でその文章はシャレにならないんだけど!
リアナの朗読も異様に上手いし!!」
「くくく…お、おい、アヤキ、あれ書いた奴に失礼だって…
あーもうだめ、こらえらんねえあははっ!」
「冷たき刃って…しもべって…!!」
「あははっ、大体いまどきこんなラブレター書く奴なんて早々いないだろうね!!」

少女以外の三人は、事情を知っているだけに笑いも倍だ。

「…はー、笑った。
いやあ素敵な朗読をありがとう、リアナ?」
「アヤキに褒めてもらえるなんて嬉しいよ!」

にこにこと盗賊ごしに微笑みあうアヤキと、少女…リアナ。
そして、アヤキを見て盗賊達が息を呑む。
「…お、おい、あいつ…」
「んなっ……まさか、その白いコート…!
あのアヤキ・サクラ……!?」
「おお、とうとう盗賊にまで広がっちゃったか」
「あれ、アヤキまた何かやらかしたの?」
「しょうがないじゃない、首突っ込まなきゃ何も変わんないんだし」

すらりと剣を抜くと、後ろでキリル達も武器を構える音がした。
リアナもグローブをはめなおして、腰を落とす。
アヤキは目線だけ背後に移して言った。
「キリル達は休んでなよ。クールークのごたごたに
付き合わせるつもりなはいからさ」
「でも…!」
「キリル、お言葉に甘えて休みなよ。
アヤキだって弱くないんだから。
それに、あの子……リアナもいるし」
「アヤキ!私は参戦するからね!」
「……了解」

ラファに言われ、和気藹々と笑みを浮かべあうアヤキとリアナを見て、
渋々下がるキリル。
アヤキはそれを見て、くるりと双剣を1回転させながら
盗賊たちに向き直った。

「さて、と。誰からいきましょうか?
リアナ、誰がいい?」
「じゃ、私どもり口調!」
「はいはい、じゃあ私はそこの青いのからかな?」
「なめやがって…!」
「どうせ小娘だ!行くぞ!」

小娘、という言葉にカチンときて、
アヤキとリアナは眉を寄せながら、襲い掛かってくる
盗賊たちの背後にそれぞれ一瞬で回った。
「!!?」
「速い…!」

アンダルクが息を呑んで思わず呟いた。
盗賊の首筋に、アヤキは双剣を一本ずつ、
リアナは手刀を当てながら、
口端を上げて見せた。
「……で、小娘だってよ、リアナ?」
「ほんとに失礼しちゃうよね!」
「………ひッ…」

その殺気に盗賊たちが恐怖を覚えた直後、
三人は首筋に衝撃を感じて崩れ落ちた。

「相変わらずだな…」
「まあ、アヤキにリアナだしな」
「すごい…!」

キカ、テッド、キリルがそれぞれの感想を述べると、
アヤキは剣を収めてつまらなそうに溜息をついた。
「ったく弱いなあ…準備運動にもなりゃしない」
「「「……」」」
「あっ、それにしても久しぶりだねアヤキ!
会いたかったー」
「久しぶりリアナ」

倒れる男達をものともせずにタックルをかますリアナに、
アヤキは全く動じることなく受け止めているその光景に、
一同は思わず黙り込んだ。

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遅れてごめーん!
箱舟を主体にしたせいもあってものすごくアヤキ寄りな小説に…;
ああ、この頃のアヤキはまだ可愛げがあったな…(嘘付け

リアナちゃんが朗読がめちゃめちゃ上手いといい。

とにかく古乃姉、改めてハピハピバースデイ!
んでもってこれからもよろしくーv
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プロフィール
HN:
蓮葉 or 佐倉アヤキ
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1991/01/15
職業:
腐女子大学生
趣味:
妄想
自己紹介:
お気楽極楽基本ポジティブ思考。
紙とペンがあれば必ず何か書かないと気が済みません。
最近歌うのが楽しすぎる。いやもともとだけど。
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