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つれづれなるままにかきつづっていこうと思いますー。 基本馬鹿話とか小ネタを中心にぼちぼち愚痴を織り交ぜつつ。 一次二次兼用につきお気をつけあそばせ! お暇な方どうぞご覧下さいませ^^
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化学の問題集に思った以上に手こずっておりましてようやく終わりましたー!
いやあ疲れた…にしても化学とか全然わけわかめだね!(死語
明日の一時間目は死んできます!グッバイ!
にしても今日はほんとテンションがおかしいですね…

ではではニンファ下書き。相変わらず爆裂ネタバレにつきお気をつけくださいませ!

(vs銀朱←花白の馬乗りスチルのとこ/花白が毒を受けたあと)

「何してるんだよ彩姫!さっさと玄冬を連れて逃げろよ!」
「……っ」

彩姫はそっと目を伏せ、そして。

→花白を残しては行けない

駆け出した。
……玄冬の脇を抜け、銀朱の足元に崩れ落ちた花白の元へ。
「…っ!?」
「なにっ!?」
懐から短刀を取り出し、鞘を放って、銀朱に向かって、一閃。
「くっ……何をするんだ彩姫!」
「彩姫!?」

剣の心得もない彩姫の攻撃を難なくかわす銀朱。
背後で玄冬が叫ぶが気にしない。
銀朱が花白から一歩引いたところで、彩姫は花白の腕をむんずと掴み、
今は体力の落ちている彼の肩を後ろへと倒して押さえつけた。
……花白の首筋に、短刀の切っ先を向けて。
「……!?」
「何を…」
「動かないで!」

一同が息を呑んだ。彩姫は震える手を叱咤して、
力を込めて短刀を握った。
気丈な瞳で、銀朱を見つめる。
「玄冬を連れて行くようだったら、私、ここで花白を殺すわ。
そうすれば玄冬を連れて行っても意味がないでしょう?」
「彩姫!何をして…やめるんだ!」
「玄冬は黙ってて!……ねえ、銀朱さん?私が嘘言ってるように見える?」

たじろぐ銀朱に、にやと笑ってみせる。……いける。

「彩姫…」
「花白も、動いたらこの剣刺すからね。
さあ…玄冬、こっちへ」
「………っ」

玄冬がこちらへ来る。銀朱が慌てて叫んだ。
「彩姫、落ち着くんだ!ここで花白を殺したらどうなるか知っているだろう!
お前まで命を落とすことになるんだぞ!」
「何……?」
「……」

玄冬は首を傾げた。……「お前まで命を落とす?」
どういう意味だろうか。
彩姫はうつむいて、やがて、ふっと笑みを浮かべた。
先ほどの不敵な笑みとは違う、もっと弱弱しい笑みだった。

「それでも構わないわよ」
「な…っ!」
「むしろそうした方がいいのかもしれないわね。
死ねば、全て楽になれるんだったら…
もしかしたら、死ねば私は……私のいるべき場所へ帰れるかもしれない」

最後のほうは、独り言のようにぼそりと呟いただけだった。
しかしこの地下牢にその声はよく響いた。
花白が荒い息をつきながら、声を上げる。
「"いるべき場所"って…」

「そうかもしれないが、私としてはそんな結末にはなって欲しくないな」

その時。
花白の声をさえぎるようにして、この場にそぐわない呑気な声が上がった。


(何羽くらいになるんだろここ…7,8羽目くらい?)
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HN:
蓮葉 or 佐倉アヤキ
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1991/01/15
職業:
腐女子大学生
趣味:
妄想
自己紹介:
お気楽極楽基本ポジティブ思考。
紙とペンがあれば必ず何か書かないと気が済みません。
最近歌うのが楽しすぎる。いやもともとだけど。
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